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【ついにアイドルまで】JO1鶴房汐恩 オンラインカジノ賭博で書類送検 フジ山本賢太アナもオンラインカジノ利用か

JO1鶴房汐恩 オンラインカジノ賭博で書類送検

スポーツ選手から芸人まで、オンラインカジノ関連で名前が出てくる人の枚挙にいとまがない昨今ですが、ついに人気アイドルまで書類送検される事態となりました。

目次

人気アイドルからアナウンサーまで

マイク

このたびオンラインカジノでの賭博疑惑で送検されたのは、大人気サバイバル番組「プロデュース101日本版」から誕生したグループJO1鶴房汐恩氏。端正な顔立ちとシャープなダンスで人気のメンバーで、その分衝撃も大きいです。

警視庁によると、別事件の犯罪収益に関する捜査で利用が発覚し、今年に入り任意で事情聴取をしていたそうです。利用の発覚にともない、先月末から所属事務所LAPONEエンタテインメントが10日間の活動自粛を発表していました。

活動自粛の際、本人からは

「この度は本当に申し訳ございませんでした。大変情け無いことをしたと自分の中でももの凄く反省しております。これからの僕の生き様で必ず信頼を取り戻してみせます。関係者の皆様、JAM(JO1ファンの愛称)の皆様、僕のことを応援してくださる皆様、本当に申し訳ございませんでした」

とのコメントがありましたが、自粛が明けてすぐ送検されることとなってしまいました。

一部報道によると鶴房汐恩氏はもともとパチンコが好きで、オンラインカジノを始めたきっかけは「どこにいてもできるから」とのこと。一昨年の年末から2024年8月までの間にオンラインカジノの「ルーレット」などで、総計1500万円を賭けていたことが判明しており、仕事で地方にいた際にホテルなどでやっていたと話しているそうです。なお収支はマイナス700万円以上に上っているとのことです。

オンラインカジノ関連ではこれまでスポーツ選手や芸人の名前が上がることが多かったですが、先日はフジテレビの人気アナウンサー山本賢太氏も過去の利用が発覚し、担当番組の出演を見合わせていたところ。人気アイドルやアナウンサーにまで波及するオンラインカジノ騒動はいったいどこまで広がるのでしょうか。

「違法性の認識なし」とは

なお、オンラインカジノ騒動をめぐっては、M-1グランプリを2年連続で制覇した人気芸人「令和ロマン」の髙比良くるま氏が所属していた吉本興業を契約解除となった件もあります。いずれも共通しているのは、少なくとも現段階の情報では「過去に、違法性を認識せず行なっていた」と報道されている点。

実は「違法性の認識なくオンラインカジノに手を出している人」というのは有名人に限らず、最近はでは学生など若い人の間でも広まっているとして大きな問題となっています。

テレビ等でも人気の北村晴男弁護士は自身のYoutubeチャンネルで「今はオンラインカジノが広く話題になり摘発者も増え人々の認識も変わってきたが、ほんの少し前までは人々が本当に違法と知らずに気軽に手を出してしまう環境が放置されていた。大手メディアやWEBサイトなどで普通に広告が流れてくれば、一般人はまさかそれが違法だとは思わない。むしろ広告に規制がないことが問題で、その当時の行為を遡って処分するのは気の毒ではある」と述べています。

オンラインカジノは違法なのか

オンラインカジノは違法?

オンラインカジノは、それ自体が違法なわけではありません。そのサイトが運営されている国では合法なのであればその国では合法です。そのサイトが合法な国に行ってそこからアクセスして遊ぶ分には問題ありません。日本人がラスベガスやマカオに行ってカジノで遊んでも適法なのと同じです。

では何が違法かというと、日本からそのサイトにアクセスしてプレイすることが違法なのです。そしてこれがオンラインカジノの問題を大きくしています。ランドカジノ(普通のお店のカジノ)であればその地に足を運ばなければ遊ぶことはできませんが、オンラインカジノはどこにいても24時間気軽にできてしまいます。鶴房汐恩氏がはまってしまったのも、ご自身で言っている通りこの利便性が大きな理由だったようです。

最大の問題点

最近、オンラインカジノ関連の報道が相次いでいるのは警察が検挙に本腰をいれているからという点があり、それ事態は人々に違法性の認識を広めるきっかけとして良いことではありますが、一番の問題は日本においてオンラインカジノの広告が放置されている点です。

実際、YoutubeでもSNSでも広告は山のように出てきます。やっかいなのは、それらは当地では適法のため、誰もが知るスーパースターを広告塔として起用していたりします。一般人は、まさかそんな大スターが違法なサイトの宣伝をしているとは思わないし(実際そこでは違法ではないので)、なにより多くのサイトは最初は「無料で遊べる」といった低い入り口から登録を誘導します。若い人がつい手を出してしまうのも無理はないでしょう。

総務省が4月に開催した「オンラインカジノに係るアクセス抑止の在り方に関する検討会」のでは、違法なオンラインカジノへのアクセス対策として、広告表示の禁止や決済手段の規制が検討されたそうです。しかしオンラインカジノの広告は必ずしも広告の姿をしておらず、カジノ関連の情報を調べようとするとその多くが実はオンラインカジノへ誘導するアフィリエイトサイトで、広告というよりは「ゲームのルールや用語などの知識・情報提供」する記事、という姿をしています。そしてその数は膨大にあり、関連キーワード検索結果の上位を占めています。

規制するなら広告だけでなく、こういったところまで規制しなければ効果は薄いでしょう。しかし果たしてこうした記事まで規制が可能なのでしょうか。このようなサイトはもともと外国語の本文がその国に合わせて自動翻訳されて出てくるものもあり、そもそもその国では違法ではない以上取り締まりようもない可能性があります。

こうした問題はオンラインカジノ問題だけでなく今後もいろいろ出てくる可能性があります。主にインターネットの進化による急速なグローバル化によって、人類はこれまで誰も経験したことがなかったような問題を次々と突きつけられており、法整備は常に後手に回ってしまうのです。

しかし「知らなかった」では済まない可能性がある以上、まずは自衛することが大切です。日本からオンラインカジノへアクセスしてプレイすることは「グレー」などと言われていた時期もありましたが、いまは警察がはっきりと「違法」と宣言しています。警察は現在実態調査と取締りの強化を行っており、「匿名通報ダイヤル」を設置してオンラインカジノに係る賭博事犯に関する情報の受付を始めました。警察だけなく、今年初めには政府広報まで警告告知を出しています。

ご自身だけでなく、ご家族やご友人が違法の認識なく手を出してしまったりしないよう、ぜひ正しい知識を共有してください。

参考元:
NHKニュース:JO1 鶴房汐恩メンバー書類送検 オンラインカジノで賭博の疑い
TBS NEWS DIG

:「パチンコ好きでどこにいてもできる」JO1の鶴房汐恩メンバーをオンラインカジノで賭博の疑いで書類送検 賭け金は1500万円 マイナス710万円 警視庁
:フジテレビ 山本賢太アナウンサーが過去にオンラインカジノ利用と発表 「言葉では尽くせぬほどの後悔と恥ずかしさを感じております」
弁護士北村晴男ちゃんねる:【オンラインカジノ賭博】国内利用は違法!でも、検察官も警察官も… 賭博をめぐる衝撃の真実
総務省:オンラインカジノに係るアクセス抑止の在り方に関する検討会(第2回)
政府広報オンライン:オンラインカジノによる賭博は犯罪です!

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