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卓球の丹羽孝希選手(30歳)が、海外のオンラインカジノサイトで賭博を行った疑いで、千葉県警により賭博容疑で書類送検されました。 各紙報道によると、丹波選手は千葉県警の事情聴取で容疑を認めているとのことです。
丹羽孝希選手は2016年のリオデジャネイロオリンピック卓球男子団体で銀メダル、2021年の東京オリンピックでも銅メダルを獲得という輝かしい実績を持つ選手。現在は日本のプロ卓球リーグ「Tリーグ」岡山リベッツの所属選手でしたが、この件を受けて所属チームであるの岡山リベッツは、丹羽選手との契約を解除しました。
本件について、現時点での情報では、本人は関与を認めているものの「違法の認識がなかった」とのこと。
オンラインカジノは海外で合法とされているものであっても、日本国内からの利用は違法とされています。今回丹羽選手は、国内からオンラインカジノにアクセスし、暗号資産(仮想通貨)を使って賭け行為を行なったとのことです。
オンラインカジノについて ↓
スポーツ界と賭博といえば、LAドジャース大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏がオンラインカジノ業者への不正送金なども記憶に新しいところですが、そもそもスポーツ界と賭博に関する事件は非常に多く、大きく世間を騒がせた件だけでもざっと
2018年、田児賢一選手(ロンドン五輪代表)と桃田賢斗(リオデジャネイロ五輪代表候補)の違法カジノ店利用が発覚
2015年、福田聡志投手、笠原将生投手、松本竜也投手野球賭博関与および野球賭博常習者との交際発覚
2010年、 琴光喜(大関)や大嶽親方(元関脇貴闘力)など数十名の力士や親方が野球賭博に関与
などがあり、海外でも、2006年イタリアサッカーリーグで複数のクラブや選手が試合結果の操作や賭博に関与したカルチョ・スキャンダルや、2012年韓国プロ野球で複数の選手が八百長に関与していたことが発覚した事件なと、枚挙に暇がありません。
オンラインカジノでは「スポーツベッティング」というジャンルが存在し、世界中のありとあらゆるスポーツ試合が賭けの対象になっています。現時点で丹羽選手は「Tリーグに関わる賭けは行っていない」と述べているとのことですが、スポーツベッティングの結果を操作しかねない立場に近い存在である選手および関係者による賭博への関与は著しく問題があります。
違法賭博はもちろん誰がやってもいけないのですが、とりわけスポーツ選手や関係者による違法賭博関与は、賭博問題のみならずスポーツ界における倫理観や法令遵守の重要性を再認識させるものとなっています。
参考元
スポニチアネックス|東京五輪卓球銅メダルの丹羽孝希を書類送検 オンラインカジノで賭博容疑「違法と分からず」
スポーツ報知|「Tリーグに関わる賭けは一切していない」卓球・丹羽孝希が説明…賭博容疑で書類送検、岡山リベッツが契約解除
産経新聞|卓球の丹羽孝希選手、オンラインカジノ賭博疑いで書類送検 スポーツの勝敗予想賭けたか
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