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マカオのMGMが給与引き上げ発表 アフターコロナで好況

MGMが給与引き上げを発表
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99%の従業員が給与増額の対象に

MGMチャイナ・ホールディングス(MGM China Holdings Ltd/美高梅中国控股有限公司)が対象従業員への給与引き上げを発表しました。

対象となる従業員は全職員の99%で2.5%の増額が適用される予定ですが、月給16,000マカオパタカ(約310,000万円)以下の従業員には一律600マカオパタカ(約11,600円)が加算されるとのことで、これが人によって最大5.5%の増額になるそうです。

この給与引き上げについて会長兼取締役のパンジー・ホー氏は「チームメンバーが会社とともに手を携えて前進し、全力を尽くしてくれたことに心から感謝します。新しい年においても、MGMは常に特別行政区政府の政策実施を全面的に支援し、包括的な文化観光の発展を現実的に推進するとともに、チームとともにマカオを『一つの中心、一つのプラットフォーム、一つの基盤』として豊かにしていきます」と述べています。*1

なおマカオでは、MGMを含む6のカジノ運営事業者すべてが2025年度の給与引き上げを発表。旧正月を前に好況の様相を呈しているようです。

ほぼ観光産業、とくにゲーミング(カジノ)が40%近くを占める産業構造のマカオはアフターコロナでようやく経済が回復。マカオ新聞によると全産業の付加価値総額は対前年実質ベースで70.0%増。とくに顕著な上昇となったのはやはり観光産業のゲーミング(カジノ)、飲食、ホテル、卸売・小売業とのことです。*2

MGMチャイナ・ホールディングスとは

mgm lion

MGMチャイナ・ホールディングスはマカオでゲーミングコンセッション(カジノ運営ライセンス)を保有する6つの企業のうちのひとつであるMGMグランドパラダイスSAの持株会社。金・銀・銅の印象的な建造物とゴールドの獅子が特徴的な美しい2つのカジノリゾート施設を運営しています。

2007年開業のMGM MACAUはマカオ半島に位置するアートにインスパイアされたフォーブス5つ星のラグジュアリー統合型リゾートで、約600の客室とスイートを提供。

2018年コタイ地区に開業したMGM COTAIは約1,400の客室、最先端のエンターテインメント施設「マカオ2049」常設公演、そして数々の世界記録を持つ屋根構造「The Spectacle」などを備えています。

参考:マカオでゲーミングコンセッションを持つ6つの事業者
MGM Grand Paradise、Melco Resorts、Wynn Resorts、Venetian Macau、SJM Resorts、Galaxy Casino

日本のMGMはどうなる?!

taipa bridge

MGMといえば、2030年大阪に開業する予定のIRカジノの運営事業者として選出されたブランド。なお日本のIRカジノを運営するのはMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックス株式会社によって設立された大阪IR株式会社です。

「業績が良ければ高給、悪ければ容赦なくクビ」な海外と比べかなり雇用が守られている日本ではその分昇給がされにくい面はあるものの、大阪のIRカジノで働きたいと思っている方にとってやはり給与は気になるところです。

日本ではまだ大阪IRカジノの採用が始まっていないため給与等待遇の詳細は未明ですが、今後も注目していきたいですね。

出典
*1:MGM China Holdings Ltd MEDIA RELEASES
*2:マカオ新聞 The Macau Shibun

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