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2025年1月19日、会場への公共交通機関の要となる大阪メトロの「夢洲駅」がついに開業しました。
いよいよ開業まで3ヶ月を切った大阪万博。夢洲駅の開業は、2025年4月から同地で開催されるこの「大阪・関西万博」に先立つもので、将来的には2030年開業予定の大阪カジノIRへの交通機関となるべく開発が進められてきました。
当日は早朝から多くの人が駆けつけ、開業式典で中野洋昌国土交通大臣は「夢洲駅は2025年大阪・関西万博に多くの人を誘致するのみならず、万博を契機とした地方への誘客促進にも貢献する」と述べました。
夢洲駅は、1兆円を超えるカジノIRが立地予定の大阪湾の人工島、夢洲と大阪市内を結びます。新駅は大阪メトロ中央線の延伸により、コスモスクエア駅から海底トンネル「夢咲トンネル」を経由しています。大阪メトロ中央線は夢洲につながる唯一の鉄道路線で、大阪駅から夢洲駅までの所要時間は約30分です。
駅は地下2階建てで、地下1階のコンコース壁面に設置した縦約3メートル、横約55メートルのLEDビジョンで万博のPR映像などを流す予定とのことです。
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大阪IR(統合型リゾート)カジノは、大阪湾の人工島である夢洲に建設が進められている日本初のカジノを含む統合型リゾート施設です。このプロジェクトは、MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックス株式会社が共同で開発しており、総投資額は約1兆2,700億円とされています。IRには、カジノだけでなく高級ホテル、会議施設、エンターテインメント施設、ショッピングモールなどが含まれ、地域経済の活性化や観光促進が期待されています。
夢洲は、2025年に開催される「大阪・関西万博」の会場としても注目を集めており、同万博の開催を見据えて大阪メトロ中央線の延伸により夢洲駅が開業しました。この駅は大阪市内と夢洲を結ぶ重要な交通手段となり、所要時間は大阪市中心部から約30分と利便性が高いです。
2030年末に開業予定の大阪IRは、年間2,000万人の来場者が訪れ、事業全体の売上は年間5,200億円を見込んでいます。観光産業の拡大や約15,000人の雇用の創出、700億円に及ぶ大阪府の税収益に寄与するだけでなく、日本のIR政策のモデルケースとなることが期待されています。夢洲の開発は、日本における新たな経済・観光の拠点となる大きな可能性を秘めています。
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