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韓国インスパイアでクラップスを遊んでみた|日本から一番近いクラップスがあるカジノ参戦記

韓国インスパイア クラップス参戦ガイド

クラップスは特に北米で人気のカジノゲームで、バカラが一番人気のアジア商圏ではプレイヤー人口が少なく、設置してあるカジノは少なめです。

ところが昨年韓国・仁川にオープンした「インスパイア エンターテイメント リゾート」はもともとの運営母体が米系のモヒガンだったからでしょうか、クラップスがあるのです!

待望のクラップスが日本から一番近いカジノで遊べるのは朗報!ということで、さっそくトライしてまいりました。

以下は2025年8月時点での情報です。

目次

空港からの移動はシャトルバスで

インスパイアへは仁川国際空港からシャトルバスで移動します。

インスパイアのシャトルバス発着場は「メインロビー」と「オーシャンタワー」の二箇所があります。到着後そのままカジノへ直行するならオーシャンタワーの方が近いです。ただしこちらの入り口は結構地味なので、「インスパイアへ来た!感」を堪能するならばむしろメインロビーから入って、カジノまで館内を歩くほうがゴージャス気分を味わえます。

オーシャンタワー入り口
オーシャンタワーの入り口

カジノへはパスポート持参

インスパイア カジノの入り口

入り口でパスポートのチェックがあります。韓国のカジノは基本的に外国人専用なので、入場には必ずパスポートを持参してください。

いざ店内へ

中に入ると膨大な数のスロットマシンが迎えてくれます。カジノ内はとても広く、テーブル数もかなりたくさんあります。平日の日中だったので店内は空いていました。

スロットエリアを抜けると、広大なテーブルゲームエリアが広がります。バカラとブラックジャックはそれなりにテーブルが開いていました。ルーレットはヨーロピアンとアメリカンの両方ありますが、アメリカンをやっている人はいませんでした。

なお韓国カジノのマスフロアはだいたいどこもドリンクバーのマシンが設置されていて、コーラやソーダを勝手に紙コップに入れて飲むことができます。やたら勢いよく飲み物が噴出されてくるので慣れるまで液体が毎回手にかかります。ペットボトルの水もあります。いずれも無料です。セルフサービスなのでチップも不要です。

クラップステーブルは1台

バカラは夥しい数のテーブルがありますが、クラップステーブルはフロアの奥のほうに1台だけ。やはりクラップスをできるディーラーは少ないのか。4人のディーラーのうち2人が外国の方でした。

画像はイメージです(カジノ内は撮影不可)

チップはテーブルで現金と交換できます。現金やチップは手渡しNGなので、必ずテーブルの上において交換してください。

最低限のコミュニケーションは必要

ルーレットや大小はほぼ無言で遊べますが、クラップスはディーラーに頼んで置いてもらうベット枠が多いため、ある程度のコミュニケーションが必要になります。英語でOKです。ディーラーは複数プレイヤーからベットの依頼をされるため、タイミングを計って依頼しましょう。なおこのときもチップは手渡しではなく必ずテーブルに置き、希望を伝えてください。

言語ハードル上、口頭でのコミュニケーションに自信がない場合は、ルールをしっかり把握しておくのがコツです。クラップスはルールに沿った賭け方をしていれば、最低限の単語とチップを渡すだけでどこに何をしたいのかをディーラーがだいたい汲んでくれます。

ベット額

ミニマムベット額は5,000ウォン(約500円強)です。

つまりプレイスベット6と8の実質ミニマムユニットは6,000ウォン、バイベットは20,000ウォンとなります。バイベットの手数料5%は先払いです。フィールドプロップも5,000ウォンがミニマムなので、1,000ウォンチップは基本ユニット額の調整や手数料にしか使いません。

オッズは×3×4×5です。額面の違うチップを重ねて置くときは高額チップを下に置きましょう。

シューター役をやってみよう

クラップスのシューター
画像はイメージです(カジノ内は撮影不可)

本物のクラップステーブルは巨大です。これ本当に反対の壁まで届くのかと、いうくらい遠いのですが、ダイスは壁に当てないとやり直しになります。テーブルからダイスが飛び出してしまうこともありますが、その場合もやはりやり直しです。

シューターをやるときの注意点はこちらをご参照ください。

あれ、クラップス意外と人気?

最初にテーブルに着いたときは1人しか先客がいなかったのですがその後次々と増え、最終的に8人卓になりました。店内がこれだけ空いている中で8名プレイ客がいるのは意外と人気あるのか?と感じましたが、みなさん遊び方をしっかりご存知の方ばかりだったので、そもそもクラップス目当てで来店されているのかもしれません。

全員が遊び方をよく知っておられたので、4と10はプレイスしている方はおらず、皆バイベットでした。もちろんBig6やBig8に賭ける人もなし。フィールドすらいませんでした。でもホーンベットやハードウェイは人気でした。なおDon’t側に賭けている人はやはりいませんでした。

考察:なぜクラップスアジアで普及しないのか

そんなわけで、「置けば意外とそれなりに客寄せになるのでは…」と思えなくもなかったクラップスですが、それなのにまったく普及しない理由について考察すべく、以下アジアで一番人気のバカラと比較してみました。

クラップスバカラ
雰囲気陽キャ鉄火場
ルール複雑シンプル
ディーラーの数4人1人
ディーラーの育成大変容易
機材巨大普通
ハウスエッジ低め低め

クラップスは、「ディーラーの育成に時間がかかる上に、テーブルを開くのに複数人数のディーラーを割かなければならず、機材が巨大でフロアのスペースも大きく割かれる上にハウスエッジが低めでそんなに儲からない。その上そもそもルールすらほとんど知られておらず、しかも簡単には説明しづらいため、遊んでくれるお客さんの育成にも時間がかかる」と、現時点アジア商圏のカジノにとって導入の手間および費用対効果が低い要素があまりにも多い。

その上、プレイヤー側にとってもルールの完全習得が他のゲームと比べてハードルが高いので、ルールがシンプルで遊びやすいブラックジャックやバカラのほうが人気なのかもしれません。かつ欧米人のようにその場で会ったばかりの他人同士で陽気に盛り上がるような文化もあまりないため、今回もテーブルの皆で盛り上がる感じは一切なく、全員ほぼ無表情でした。あるいはシャイなだけかもしれませんが。

所感

そんなわけで、置いてある場所が少ない理由もわからなくはないクラップスですが、そのぶん他のゲームにないクラップスだけの魅力があるので、ハマる人は「これが一番好き!」と思うゲームなのではないかと思います。

ただ、やはりできればルールはある程度しっかり把握していったほうがいいかな、とは感じました。クラップスは基本のパスラインしか知らなくても全然遊べますが、そもそもクラップステーブルに座る人は遊び方をちゃんとわかっている方が多いので、ちゃんと予習していったほうがより楽しめるし、ディーラーとのコミュニケーションも楽です。

クラップスは面白い上にハウスエッジも低くてプレイヤーに優しいゲームで、とてもおすすめなのです。ぜひ弊サイトの「クラップスの遊び方」シリーズでしっかり予習して楽しんでください!

さて次回は、インスパイアまでのアクセスについての注意点をご紹介します。空港からシャトルバスに乗るだけではありますが、意外とトリッキーなポイントがいくつかあるので、行く前にぜひご一読をおすすめします。

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