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クラップスの遊び方11 フィールドベット/その他のベット 簡単に遊べる賭け枠には御用心!

クラップスの遊び方 フィールドベット他

クラップスの遊び方シリーズ第11回目です。

最初から読む↓

クラップスのルール解説もようやく最後となりました。今回ご紹介する枠で、今度こそルール解説は終了です。基本的には前回の内容と似ていて簡単ですので、あともうちょっとだけお付き合いください!

目次

フィールドベット(Field Bet)

フィールドベット

フィールドベットは、次の1回のサイコロの出目が「2, 3, 4, 9, 10, 11, 12のいずれかであれば勝ちとなるワンロールベットです。プロポジションベットと違い、自分で賭け枠にベットを置いて大丈夫ですが、どれが自分のベットか覚えておくようにしてください。

勝利条件と配当

2 or 122倍(2:1) or 3倍(3:1) 配当 *カジノによる
3, 4, 9, 10, 11等倍配当(1:1)
5, 6, 7, 8負け(没収)

フィールドベットの良いところは、初心者でも簡単に理解できること、そして勝率が比較的高い(約44.4%)ことです。なにせ当たりの数が多いので、ポイントの目をプレイスベットやバイベットで全部押さえた上でフィールドベットも置けば「7以外は何がでてもどれかが当たり!」となります。

…と聞くと非常に魅力的に聞こえるかもしれませんが、ハウスエッジはやや高めですので、賭け続けると地味にチップを減らしていくことになるのでご注意ください。

ビッグ6・ビッグ8(Big 6 / Big 8)

ビッグ6・ビッグ8

「6」または「8」が7より先に出れば勝ちという、極めて分かりやすいベットです。配当は 1:1(等倍)です。ワンロールベットではないので、それ以外の目は勝負に関係ありません

勝利条件と配当

「6」に賭けた場合7より先に6が出れば勝ち(等倍配当)
「8」に賭けた場合7より先に8が出れば勝ち(等倍配当)

…あれ、ちょっと待ってください。

6または8が7より先にでたら勝ち、7が先に出たら負け

って、どこかで聞いたことないですか?

そうです。ここに置くのは、実は6または8にプレイスベットを置くのとまったく同じことなのです。

そして、プレイスベットの配当は6to5=1.2倍です。$5ドルのベットに対して$6の配当がつきます。
一方、こちらは等倍配当。つまり$5のベットに対する配当は$5

つまり、プレイスベットがあるのにこちらに賭けたら完全に損なのです。

ではなぜ、わざわざこんな賭け枠があるのでしょう?

これはもう「クラップスをよく知らない人からぼったくるため」でしかありません。こんな長い連載を読んでくださっているような勉強熱心な方はもう「絶対に置いてはいけない枠」と認識してください。

オッズベットの賭け枠がないことからもわかるように、クラップスは基本的に「一見さんからぼったくり、その分たくさん遊んでくれる常連さんを優遇する」という傾向があるゲームです。つまりビッグ6・ビッグ8にベットしている時点で「わたしは何も知らないカモです」と公言しているようなものなので、とにかく絶対に置かないようにしましょう。

ディーラーに頼まないと置けないプレイスベットと比べ、自分で置けるし枠も大きく目立つのがまたトラップ要素満載のビッグ6・ビッグ8です。ついうっかり置いてしまわないよう十分お気をつけください!

ファイヤーベット(Fire Bet)

ファイヤーベット

ファイヤーベットはこれまでご紹介したベットとはちょっと毛色が異なるオプションベットです。

ファイヤーベットは、シューター(ダイスを振る人)が7を出す前に異なるポイント(4, 5, 6, 8, 9, 10)を4種以上出すことに賭けるサイドベットで、本筋のゲームとは別のゲームが進行しているイメージです。

賭けるのは、シューター(ダイスを投げる役のプレイヤー)が4種類以上のポイントを成功させるかどうか。つまり、シューターが超ホット(7を出さずにポイントを出し続ける)であることを願って賭けるベットです。ファイヤーベットは、場の共通ポイントが確定する前のカムアウトロールで賭ける必要があります。

配当例(カジノにより異なる)

成功したポイント数配当
4種成功25倍
5種成功250倍
6種(すべて)成功1000倍

ファイヤーベットは、当たると高配当で夢があるベットですが、成功率はきわめて低いです。そしてハウスエッジが高い(20%以上)ので、「万が一当たったらラッキー!」な宝くじのようなものと捉えてください。ただ、レアな分当たると場の盛り上がりは相当なものになるのと、そもそもファイヤーベットがあるカジノもあまり多くないので、見つけた際は記念にちょっとだけプレイしてみてもよいかもしれませんね。

さて、途中一回休憩を挟んで全部で10回にわけてクラップスのルールを解説してきました。すべてお読みになっただけでもすごいです。ありがとうございます。

カジノゲームはシンプルなものが多いので、賭け枠の説明だけでこんなに長くかかるゲームも他になく、その分非常にとっつきにくいクラップスですが、ひとつひとつ紐解いていけばそこまで難しくはありません。しかも、実際はほぼ使わないであろう賭け枠の方が多いため、大事なところさえ押さえておけば全部を正確に覚えてなくてもほとんど問題ないですし、最初から全部知らなくても知ってる遊び方から少しずつ慣れていけば十分です。

ルール解説は終了しましたので、次回は用語やトリビアをご紹介したいと思います。こちらは気軽にお付き合いいただければ幸いです。

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