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今日、ラスベガス・ストリップからまた一つ、ポーカールームが姿を消します。リゾート・ワールド・ラスベガスが、開業からわずか5年も経たないうちにポーカールームを閉鎖、これによりストリップに残るポーカールームはついに8室となりました。

ラスベガスのポーカールームが減り続けているのは、今に始まった話ではありません。2011年以降、閉鎖されたラスベガスのポーカールームは43室以上にのぼるとも言われています。
この流れに決定的な拍車をかけたのが、2020年のCOVID-19パンデミックです。感染拡大防止のためにカジノは一時閉鎖を余儀なくされましたが、その際に多くのカジノが「ポーカールームのスペースを別の用途に転換した」という経緯があります。
コロナ前は31室あったストリップのポーカールームが、いまや8室。パンデミックがなければここまで急激には減らなかったかもしれませんが、そもそもポーカー室を維持することの「割に合わなさ」は、以前から懸念されていた問題でした。

カジノがポーカールームを閉鎖するには、シンプルな経済的理由があります。「床面積あたりの収益が低すぎる」ということです。
スロットマシンが少ない人手で24時間休みなく稼ぎ続けられるのに対し、ポーカーにはディーラー、フロアスーパーバイザー、セキュリティなどさまざまな人手が必要です。2024年のデータによると、ポーカーがストリップの平均的なカジノにもたらす収益は、全体のわずか2%未満とのこと。
さらに追い打ちをかけているのが観光客の減少。ラスベガスへの観光客数は2025年に前年比8%超の落ち込みを記録しています。

今後ストリップでポーカーをプレイできるのは、以下の8室のみとなります。
これらはいずれも大型の高級ホテルカジノであり、WSOP(ワールド・シリーズ・オブ・ポーカー)などの大規模トーナメント開催を強みとしています。ポーカーをただのゲームとしてではなく、ブランドの一部、エンターテインメントとして位置づけている施設だからこそ、残り続けているとも言えます。
とはいえ、ストリップ外のラスベガス周辺エリアも合わせればラスベガス全体では18室が稼働を続けていて、これはアメリカのどの都市よりも多い数です。「ストリップでポーカー」の選択肢は狭まっていますが、ポーカー文化そのものが消えたわけではありません。
それどころか、ポーカーシーンは別の角度で確実に盛り上がっています。WSOP(ワールド・シリーズ・オブ・ポーカー)は毎年参加者数の記録を更新し続けており、現在開催中のWynn Millionsも大規模なフィールドを集めています。
大型トーナメントには今なお世界中から腕自慢が集まり、アジアでも日本国内でも、ポーカーシーンは着実に成長しています。
参考元
・Resorts World to Fold Poker Room, Leaving 8 on Vegas Strip – Casino.org
・Resorts World to Close Poker Room, Leaving 8 on Vegas Strip – Las Vegas Today
・Las Vegas Strip drops down to just 8 poker rooms after Resorts World closure – Fox News
・The Las Vegas Strip is Losing a Poker Room … Again – PokerNews
・Resorts World to Close Poker Room on Las Vegas Strip – World Casino Directory
・History of 43 Closed Las Vegas Poker Rooms Since 2011 – Vegas Advantage
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