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カジノに初めて行く方にとって、最も挑戦しやすいゲームのひとつであるルーレット。ボールが落ちる場所を当てるだけどいう単純なルールはほぼ説明不要でどなたでも楽しめる初心者に最適なゲームですが、ベット(チップ)の置き方は意外と禁止行為があります。
この記事では、初心者に非常によくみられるNGな置き方をご紹介します。「当たったのになぜかチップは減ってしまった」「当たったのに配当されなかった」なんて悲しい目に遭わないよう、ぜひカジノに行く前にご一読ください。
ルーレットは、ウィール(回転盤)とボールを使って遊ぶゲームです。ディーラーがホイールを回し、ボールが落ちる番号や色を予測して賭けるのが基本です。
ウィールには0〜36の数字(ヨーロピアンルーレットの場合/アメリカンルーレットはさらに00もある)が配置されており、0(および00)以外の数字は赤または黒に色分けされています。プレイヤーはその数字や色、その他の条件に基づいてチップを賭けます。
ルーレットのルールをもっと詳しく↓
ルールのおさらいが済んだところで、だめな賭け方をひとつずつ見ていきましょう。
まずは「当たるけど必ず負ける」という最悪な賭け方です。
ルーレットには「当たるけど負ける賭け方」というのがあります。
え、それってどういうこと?
それはカジノの利益の源泉「ハウスエッジ」。ハウスエッジとは、確率上の期待値より少しお店側に有利になるように設計されているリターン率のこと。これが理由で、ある種の賭け方は「当たるけど勝ちもしない(=トントン)」ではなく「当たるのに必ず負ける」という酷い結果になります。特にルーレットで遊ぶ前には必読です。ではこの「当たるけど必ず負ける賭け方」とはどんなものかを見ていきましょう。
すべての数字に賭ければ原理的には必ず当たります。ただしこれは、必ず当たりますが、必ず負けます。
全部の数字に賭けるためには38枚のチップが必要ですが、ストレートベットでは1枚の当たりに対し配当は35枚。元金と合わせても36枚しか戻ってこないのです。つまり、この賭け方を行うとプレイヤーは毎回2枚ずつ負けていくことになります。
例えば「赤」と「黒」に10ドルずつ賭けたとしましょう。そして赤が出た場合、黒に賭けた10ドルが回収されて、当たった赤に10ドルが配当されます。一見「行って来いのトントン」で、勝ちではないけど負けでもないように見えるかもしれません。
しかしこれを続けていると、そのうち「0」または「00」が出ます。「0」「00」は赤でも黒でもない(この賭け枠上では黒に見えますが盤面の中では緑)ので、赤と黒に賭けた両方全部のベットが回収されてしまうのです。まさに勝ちがないのに負けはある、必ず負ける賭け方です。なお0か00が出る確率は38分の2なので、19回に1回は全額回収される計算になります。
このように、ルーレットの賭け枠である「インサウドベット」「アウトサイドベット」ともに全部の選択肢をカバーする置き方は、どのような方法においても「必ず負ける賭け方」となるのです。
では次に、賭け方としてはダメではないけどルーレットにおけるチップの置き方としてNGなものを見ていきましょう。
ダズンベット、カラムベットの3つすべてに置くのは「必ず負ける賭け方」なのでNGですが、3つのうち2つに賭けるのはもちろんOKです。ただしその際、インサイドのスプリットベットのように2つの賭け枠を跨いで置くのはNGです。2箇所に賭けたい場合は2箇所それぞれに分けて置きましょう。なお赤黒に跨いで置くのも当然ダメです。
カジノがある国や運営者によっては可なところもありますが、不明なら無難に手前(ダズンベットとの境目側)に置くのがよいでしょう。
ストレートなのかスプリットなのか、スプリットなのかコーナーなのかラインなのか、ダズンなのかイーブンなのか、あるいはそもそもベットしてるのかしてないのか、等々、不明瞭な置き方をしないよう気をつけましょう。この場合、一般的なカジノでは配当が無効になるか、少ない配当が優先されます。
インサイドベットで、すでに他の人が賭けている位置とまったく同じ場所に自分も賭けたい場合、ついチップを横に置いてしまいたくなりますが上に重ねましょう。配当はちゃんとルーレットを進行するディーラーが分けてくれるのでご安心ください。なおアウトサイドベットは他の人のベットには重ねず、横に置きます。
では次に、ルール違反な置き方を見ていきましょう。
ルーレットの各テーブルには最小賭け額と最大賭け額が設定されています。これに反しているとせっかく当たっても配当がつかないので、ミニマムベットとマキシマムベットは各テーブルに表示されていますので、まずはベットを置く前に確認しましょう。(ミニマム/マキシマム違反はディーラーが気付けば注意してくれますが、気づかれずゲームが進行してしまった場合、当たっても配当されずただ無効ベットとなってしまいます)
ディーラーが「ノーモアベット(これ以上賭けてはいけません)」というコールをした後に置いたベットは無効となります。きちんとディーラーの進行に従いましょう。
ルーレットの円盤(ウィール)にボールが落ちて当たりが確定した後、ディーラーは順番に配当していきます。このとき注意したいのが、すべての配当が完了するまで場のチップに触らないこと。当然、次のベットを置き始めるのもNGです。ディーラーが「プレイスユアベット(どうぞお賭けください)」と次のターンの開始を合図するまで待ちましょう。
ルーレットはどなたでも簡単に楽しめるシンプルなゲームですが、こうして見ると意外とNGなベットの置き方が多く、いずれも初心者が非常にやってしまいがちな行動です。国内のお金を賭けないカジノパーティーなどでしたら大目に見てもらえるかもしれませんが、海外のリアルマネーで遊ぶカジノでだと、NG行為は軽微なものでもかなりキツく注意されることも。
些細なことでも言葉が通じない場所で急に注意されると結構びっくりしちゃうものですので、できれば一応覚えておいて、気をつけながら遊んでみてください!
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